築浅賃貸マンションでの雨漏り
ちょうど去年の2016年1月の話です。築3~4年のマンションに住んでいたんですけど、その日大雪が関東に降り、翌日部屋の蛍光灯の様子がおかしかったのです。
その時の写真
わかりづらいのですが、これ蛍光灯に水が溜まってます!!
蛍光灯だけではなく壁も薄らシミができていました。
一旦このままにして次の日の朝すぐに管理元である不動産会社に連絡しました。
管理会社はすぐ来ました。しかし、こうなってしまったものに対処法なんてものはなく、取り外した時天井に溜まっていた水も合わさってその重みでカバーが割れて部屋中が水浸しになったわけです。。
とりあえずその水浸しを不動産屋に拭いてもらいました。その際、反射的に写真を撮っておいたことは不幸中の幸いだったと後に思いました。
雨漏りの重大な危険2つ
その後、ここにはもう住めないことを不動産屋に訴えました。
なぜなら調べてみると、実は雨漏りは放っておくと非常に危険なのです。
雨漏りの危険は以下です。
- 雨漏りは建物や家財だけではなく、健康被害も及ぼすおそれがあります。雨水が家屋に浸入すると湿気が高まりカビが発生します。「多少のカビは仕方ないだろう」と思われるかもしれませんが侮ってはいけません。カビは感染症やアレルギーを引き起こして人体に悪影響を与える可能性があります。その他にも、咳や頭痛などのシックハウス症候群を誘発することも考えられます
http://kasaihoken99.com/rescue/oyakudachi/5640/
- 雨漏りは木材を腐食させるだけでなく、漏電や火災などの二次被害を引き起こすおそれがあります。電気機器や配線に水気は禁物です。雨漏りが切欠となり、気づかない内に取り返しのつかない事故が起きてしまうこと有り得ます
http://yane-net.com/column/6139/
この2つだけでももう住みたくない理由には十分ですが、建築家の知り合いによると雨漏りは一度発生すると修復が時間がかかり、修復したとしても再度雨漏りすることも少なくないそうです。
雨漏りについて、知識がなかった自分ですがこの情報を元にとにかく住めないということを不動産屋に主張しました。
ホテル暮らしに
最初は、渋っていた不動産屋でしたがホテルを手配してもらい、次の引っ越し先が見つかるまではそちらに住むことになりました。
修復まで待ってまた同じところに住むか、別なところに住むかは急なことでしたので迷うところではありましたが、引っ越すことに決めたのはやはりこれから先雨漏りの心配をしたくないということにありました。
結果的にそれから2週間ホテル暮らしでした。
雨漏りの原因(雨漏りしやすい部屋とは?)
なぜ築浅マンションで雨漏りがあったのか。ということなのですが。
マンションの構造にも問題がありました。マンション自体は最高階が3階なのですが、自分が住んでいる所は2階だったのです。つまり水の逃げ場が一番少ない、雨漏りのしやすい部屋だったのです!
その上、水がはける排水口があるのですが、そこに雪が積もってしまい水が溜まってしまったということが主な原因でした。
また、不動産屋を問い詰めたところ、過去にも同じその部屋で雨漏りがあったということをその時知らされました。
明らかに設計ミスとその情報を知らされてなかったことに多少の怒りは感じました。
ただ施工会社は落ち度がないこととあくまで自然災害であることを主張してきました。
対処方法
結局どう対処したかということですが、ここから不動産会社(管理元)と施工会社と保険会社の3社とやり取りすることになりとても面倒くさかった思い出があります。
施工会社とは雨漏りの経緯などを不動産会社に間に入ってもらったり直接連絡したり、連絡がつかなくなったりでとても効率の悪いやり取りをしてしまったなと今になって思います。
その後保険で何とかしてほしいということで保険会社に濡れたものとその写真を提出、ホテルの領収書を送りました。
その間も、仕事がちょうど忙しい時期で残業100時間超えてましたし、同時に家も探さなきゃいけないという気の狂いそうな展開でしたが何とか雨漏りから約2週間後引っ越すことができました。激動の2週間でした。
反省点・注意点
結局不動産会社や施工会社にいくら文句を言ったところで一切お金は出しません。(ホテル代金を立て替えたのと謝罪のお菓子はいただきました。)
そこに労力をかけるより大事なのは保険会社です。いかに現場の証拠を写真で保存し、説明できるかが全てかと思います。
家具家電などの一部の弁償代、ホテル代、引っ越し代金、引っ越し先の初期費用の一部は保険で賄えました。
しかしあの労力を思い出すと特をしたとは言い難いです。。
まとめ
以上、築浅マンションで雨漏りした時に得た対処法でした。
雨漏りなんてまさかわが身に降りかかるとは思ってもみませんでしたが、築浅とはいえ起こらないとは言い切れません。
焦るとは思いますが、毅然とした態度で話し合い解決しましょう!